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ジュンク堂書店那覇店で朗読会「私たちの教室から米軍基地が見えます」

沖縄タイムス社・渡辺豪さんの著書「私たちの教室からは米軍基地が見えます 普天間第二小学校文集『そてつ』からのメッセージ」(ボーダーインク刊)に掲載された子どもたちの詩や作文を朗読する

沖縄タイムス社・渡辺豪さんの著書「私たちの教室からは米軍基地が見えます 普天間第二小学校文集『そてつ』からのメッセージ」(ボーダーインク刊)に掲載された子どもたちの詩や作文を朗読する

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 不定期で実験的な朗読会を開く「沖縄ボイスラボ」(那覇市首里)は6月24日、「ジュンク堂書店那覇店」(牧志1)1階特設会場で朗読会&トークセッション「私たちの教室から米軍基地が見えます」を開く。

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 「慰霊の日」平和記念イベントとして開く同イベント。同ラボに所属する若手の朗読ユニット「こえみち団」(与那嶺ゆうかさん・大湾ひろこさん・久米あやのさん)が、沖縄タイムス社・特別報道チームキャップ兼論説委員の渡辺豪さんの著書「私たちの教室からは米軍基地が見えます 普天間第二小学校文集『そてつ』からのメッセージ」(ボーダーインク刊、1,470円、昨年10月刊行)に掲載された子どもたちの詩や作文を朗読する。

 同著は、沖縄の日本復帰の翌年(1973年)から刊行されている小学生たちの思いをつづった文集「そてつ」に掲載された詩や作文を書いた子どもたちのその後の人生を追いインタビューを重ね、動かない基地の現実を当事者の言葉で見つめた等身大の「普天間問題」に触れるルポルタージュ。

 そのほか、渡辺さん、同ラボを主宰する諸見里杉子さんを交えたトークセッションも開き、取材時のエピソードや継続取材で見えてきたものなどをテーマにトークを繰り広げる。

 諸見里さんは「昨年、ボーダーインクの依頼で朗読会を開いたが、読むのが精いっぱいで子どもたちの気持ちを考える余裕がなく消化不良の感があった。今回の開催に当たり、普天間第二小学校に赴き当時の子どもたち、現在の子どもたちが置かれている状況を肌で感じてきた。日常に慣れすぎて、考えること、感じることの大切さをあらためて思い知らされた。復帰40年の今年、基地を通して平和を考えてもらえたら」と話す。

 開催時間は15時から。入場無料。

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