那覇・壺屋の作家陶器専門店「陶・よかりよ」(那覇市壺屋1、TEL 098-867-6576)で7月6日、陶芸家11人による合同展「Dot & Stripe(ドット・アンド・ストライプ」が始まった。
「最も基本的な模様の中から点としまを、現在の空気感の中で制作を続ける11人の作家たちに作ってもらった。単純な模様だけにそれぞれがどのように解釈し表現してくるのかが楽しみ」と店主の八谷明彦さん。
作家が、それぞれ15~50点を出品。カップや酒器、茶わん、小鉢や大小の皿、ポット、ボール、花器など作家の個性が凝縮されたさまざまな器約300点が並ぶ。それぞれに器の形や色使い、テーマの「点」と「しま」の模様の捉え方が違い、どれ一つ同じものがなく楽しませる。
参加作家は、大川和宏さん(千葉)、太田雪輝さん(東京)、片瀬和宏(愛知)さん、中田篤(三重)、福島万希子さん(熊本)、赤嶺学さん、小泊良さん、東恩納美架さん、本田伸明さん、増田良平さん、宮里志織さん(以上沖縄)の11人。
「それぞれがどのような解釈を、どんな器形に乗せて表現してくるのか、やたら元気な「しましま」や、柔らかい「点々」など、何とも多様な状態、まさに十一人十一色。作家のテーマの捉え方、表現方法の違いを楽しんでもらえたら」と来場を呼び掛ける
営業時間は10時~19時。入場無料。今月16日まで。会期中無休。作品は販売も行う。