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沖縄尚学が「九州地区高等学校野球大会」連覇-美里工業を4対3で破り優勝

5回表、美里工業の宮城が同点3塁打を放つ

5回表、美里工業の宮城が同点3塁打を放つ

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 沖縄県勢2校による「第133回九州地区高等学校野球沖縄県大会」の決勝戦で、沖縄尚学が美里工業を4対3で破り優勝した。同校は2年連続3度目の優勝となる。

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 小雨で迎えた同大会。沖縄セルラースタジアム那覇(那覇市奥武山町)には、県勢対決ということもありスタンドは今大会一番の観衆数となった。美里工業は1回より積極的な攻撃で試合を展開したが、沖縄尚学に反撃を許し優勝を逃がした。沖縄尚学は、エース山城大智を打線と守備で助け勝利を手にした。同校は九州地区代表として11月16日に東京・神宮球場で開催される「第44回明治神宮野球大会」に出場する。

 1回表、美里工業は、2番・西藏當が135キロの直球をショート頭上へはじき返すヒットと好走塁で2塁打。3番・宮城はカウント2-2から外角136キロ直球をレフト前ヒット。4番・花城は変化球をセンター前へタイムリーヒットして1点を先制した。

 4回裏、沖縄尚学は、4番・安里と、6番・渕上が共に四球で出塁。7番・伊良部がライト線への2点タイムリーの3塁打で逆転する。

 5回表、美里工業は、9番・長嶺が変化球を三遊間へヒット。1番・神田が送りバントを決めて1アウト2塁。3番・宮城がセンターオーバーの3塁打で同点となる。

 6回表、美里工業は、6番・與那嶺が投手交代となった上里から、初球131キロの直球をたたいてレフト前ヒット。7番・内間がストレートの四球。8番・松堂も3-1から四球を選んでノーアウト満塁に。9番・代打の安座間は、再度、投手交代となった山城から、ライトへ当たりの良いセンター犠飛で1点勝を勝ち越す。

 8回裏、沖縄尚学は、4番・安里がライト前ヒット。5番・上原康がセンター前ヒット。6番・代打の金城がレフト線への2点タイムリーヒットで逆転となりそのまま抑えきった。

スコア
美里工業=100 011 000=3
沖縄尚学=000 200 02×=4

スターティングメンバー
■美里工業高校(名前の右は背番号)
1=(中) 神田#8
2=(遊) 西藏當#6
3=(左) 宮城#7
4=(三) 花城#3
5=(一) 砂川#19
6=(捕) 與那嶺#2
7=(二) 内間#4
8=(右) 松堂#9
9=(投) 長嶺#10

■沖縄尚学高校(名前の右は背番号)
1=(中) 赤嶺謙#8
2=(右) 久保#4
3=(左) 西平#7
4=(三) 安里#5
5=(一) 上原康#3
6=(二) 渕上#11
7=(捕) 伊良部#2
8=(投) 山城大#1
9=(遊) 砂川#6

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