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11月11日「介護の日」に「4世代交流レクリエーション大会」

「4世代交流レクリエーション大会」の様子(写真提供=日本赤十字社)

「4世代交流レクリエーション大会」の様子(写真提供=日本赤十字社)

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 日本赤十字社は、「安謝(あじゃ)福祉複合施設」(那覇市安謝2)で11月16日、「4世代交流レクリエーション大会」を開催する。

「4世代交流レクリエーション大会」では、世代を超えて、お互いに励まし助け合う姿が見られる。(写真提供=日本赤十字社)

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 1998年に始まり、今年で15回目を迎える同大会。施設を利用している高齢者と子どもたち、地域住民ら約200人が参加して交流を深めることを目的に開く。当日は、子どもと高齢者の混合で紅白のチームをつくり、障害物競争や綱引き、ボール回し競争などのゲームを実施。子どもと高齢者が互いの健闘をたたえ、手作りのメダルとお菓子の交換会も予定する。

 同施設には、特別養護老人ホーム、デイサービスセンター、児童館、保育園(他法人)で構成され、利用者の交流を積極的に促進している。施設の一つであるデイサービスでは高齢者と園児が毎月交流会を行い、顔なじみになり、今年の餅つき大会では、参加者最年少の田中里歩ちゃん(当時2歳)と最高齢の渡嘉敷ツルさん(当時102歳)が一年の幸せと健康を願って一緒に餅をついた。

 複合施設の一つ「憩の家」ではサークル活動が活発。沖縄に来て3年目の神尾信子さんは、琉球舞踊や三線サークルなどのサークルに所属して忙しい毎日。「住み慣れない地域で不安もあったが、仲間が増えたことで毎日が楽しい」と話す。

 同社・企画広報室の松原智栄子さんは「子どもから高齢者まで施設の利用者と地域住民が一同に集い、レクリエーションを通して世代間交流を図るイベント。世代を超えて、互いに励まし助け合う姿はとても感動的」と話す。同社は高齢者支援活動として、老人福祉施設を全国9カ所で運営するほか、健康生活支援講習、災害時高齢者生活支援講習なども実施をしている。

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