デパートリウボウ(那覇市久茂地1、TEL 098-867-1171)7階リウボウホールで8月1日より、「おきなわ・那覇の観光写真コンテスト」に入選した作品が展示されている。開催は今回で7回目。主催は那覇市と琉球新報社。
会場には応募作品183作品の中から2回の審査を経て選ばれた各賞10点、佳作5点、入選10点の計22点を展示。大賞となる「那覇市長賞」には大石光生さん(那覇市)が撮影した「綱寄せ」が輝いた。作品は、那覇大綱挽きで男綱と女綱が合わされる勇壮な場面をとらえたもの。
琉球新報社長賞にはクジラがジャンプした一瞬をとらえた平井毅さん(那覇市)の「鯨舞う」、沖縄ポッカ賞には海辺で遊ぶ子どもたちの姿が印象的な吉直新一郎さん(那覇市)の「夏休み」がそれぞれ受賞。そのほか、那覇ハーリー、マングローブの干潟、奥間ビーチ、やちむん通り、ライトアップされた首里城、古民家など、沖縄の風景や自然、人をとらえた作品が並ぶ。
同コンテストは県内外を問わず誰でも参加できる観光写真展で、沖縄県民に観光の島、美ら島・沖縄の心を啓蒙し、観光客の参加により沖縄をさらに身近に感じ、再度沖縄を目的にしている。同コンテスト実行委員会は「応募者のほとんどが県内。観光客が気軽に参加できるよう工夫したい」と話している。
閲覧時間は10時~20時(最終日は17時)。入場無料。8月6日まで。