那覇・リブロで「沖縄県産本フェア」-30出版社1,400種を展示販売

沖縄に関連する1,400種類の本をそろえた「沖縄県産本フェア」(写真=リブロ店内)

沖縄に関連する1,400種類の本をそろえた「沖縄県産本フェア」(写真=リブロ店内)

  • 0

  •  

 沖縄県内の出版社、ライター、書店、取次店などでつくる沖縄県産本ネットワーク(TEL 098-835-2777)は9月29日より、リウボウブックセンター「 リブロ」(那覇市久茂地1、TEL 098-867-1725)で「沖縄県産本フェア2007」を開催している。今回で9回目。

[広告]

 沖縄県産本は、沖縄県内で発行された出版物のことで、県外出版社の沖縄関連本との区別を図るために同ネットワークが命名した。県内には60以上の出版社があるといわれる。

 今回は、奄美から八重山まで出版社約30社が参加し、1,400種類以上の本を展示販売。戦争や歴史本をはじめ、民俗ガイドブック、評論、詩・小説、健康、ノンフィクション、自然環境、教育、コミックなど、沖縄に関連するさまざまな内容の本が並ぶ。同ネットワークのスタッフで出版社ボーダーインク(与儀)の新城和博さんは「日ごろ店頭ではお目にかかれない市町村誌をはじめ、沖縄公文書館(南風原町)の出版物などもそろえた」と話す。

 関連イベントとして、県内のNHK・民放6人のアナウンサーによる朗読会「しまほん聴かんかね~!」をはじめ、ウェブコミック「コミックチャンプルー」の創刊を記念とした原画展示や「にがおえコーナー」やマンガ描き方相談会、作品アフレコ実演会なども予定(ともに10月9日)。そのほか、読者が「おすすめの県産本」をPRする「あなたのPOPで県産本PR! 手書きPOP大賞」を今回初めて実施し、大賞には3,000円分の図書カードなどをプレゼントする。

 「毎年恒例のフェアで認知も上がってきた。教科書検定問題が巻き起こっているが、沖縄の歴史を正しく認識できる本も多数そろえているので、ぜひ足を運んでほしい」(新城さん)とも。

実施時間は10時~20時30分。10月18日まで。

沖縄県産本ネットワーク・ブログ

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース