古民家沖縄料理店で朗読ライブ-黒米リキュール・カクテルや七夕重も

涼しい風が吹く中、観客らは縁側に座り朗読やオリジナルカクテルや特製の2段重ね「七夕重」を楽しんだ

涼しい風が吹く中、観客らは縁側に座り朗読やオリジナルカクテルや特製の2段重ね「七夕重」を楽しんだ

  • 0

  •  

 首里城公園近くの「琉球茶房あしびうなぁ」(那覇市首里当蔵町2、TEL 098-884-0035)で7月6日、朗読コンサート「遊(あしび)~七夕恋物語~」が行われた。陽が沈みかけた夕刻、時おり涼しい風が渡る中、観客らは縁側に座り朗読と七夕をテーマにしたオリジナルカクテルや料理を楽しんだ。

[広告]

 月桃香がたかれた中庭には竹笹も用意され、観客らの願いがつづられた短冊で飾られた。朗読では、「沖縄Voice Labo.」(首里山川町1)を主宰するナレーター・諸見里杉子さんが万葉集から選んだ恋歌と、そこからイメージした現代を舞台にした10~30代男女のラブストーリーを、すみれさんの和琴の調べに乗せて披露した。

 当日は、Bar Owl(久茂地1、TEL 098-867-5494)のバーテンダー・高江洲さんによる渡嘉敷島産の黒米で作られたリキュール「とかしきの風」を用いたオリジナルカクテルのほか、同店特製の2段重ね「七夕重」が提供され、参加者は耳だけでなく目や舌でも楽しんだ。

 諸見里さんは「大人に楽しんでもらえるよう朗読、カクテル、料理のコラボレーションを目指した。『あしびうなぁ』には無理をお願いして特製料理を提供してもらったが、店では初めての試みだと聞いた」とし、「カクテルや料理を十分に楽しんでもらえたと思う。いろいろと考えているので、次回の朗読コンサートもぜひ来てもらえたら」と話している。

 同店は、琉球王朝時代の「美里御殿(みさとうどぅん)」と呼ばれる三司官(高級役人)の屋敷跡に赤瓦古民家を店舗として利用。ランチで沖縄そばや沖縄家庭料理の定食、ティータイムは沖縄菓子や軽食、コーヒー、ディナーでは泡盛と琉球料理や琉球懐石コースなどが楽しめる。

同店の営業時間は、ランチ=11時30分~15時、ティータイム=15時~14時30分、ディナー=17時30分~24時。

下北沢で筒井康隆さんの朗読劇-山下洋輔さん交え「気持ちよくできた」(下北経済新聞)離島ターミナルで「朗読と音楽の夕べ」-八重山の民話などを披露(石垣経済新聞)沖縄Voice Lobo.琉球茶房あしびうなぁBar Owl日記

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース