那覇・宇栄原に10月1日、まき窯で焼き上げる本格的なピザ専門店「ピッツェリア・ナポレターナ ブッファロ」(那覇市宇栄原、TEL 098-987-7552)がオープンした。ブッファロはイタリア語で水牛の意味。
店舗面積は約50坪で、席数は49席。オフホワイトと濃い茶を基調にした店内にはテーブル席、カウンターを設ける。エントランス近くには、イタリアより取り寄せたというまき窯を設けた。
メニューは、ピッツァをメーンにパスタ料理なども提供する。ピッツァ発祥の地ナポリで修行を積んだピッツァイオーロ(ピザ職人)・荒木康博さんが、イタリアより取り寄せたチーズを使い、ナポリの伝統的なレシピをもとに腕を振るう。「まき窯でしか味わえない本場ナポリのピザでなく、ピッツァを提供する」(同店)という。
ピザのサイズは31センチで、マルゲリータ(1,500円)、カプリチョーザ(1,600円)、ビアンカ(1,500円)、ミスイタリア(1,700円)、荒木さんの師匠がローマ法王に進呈したというカボチャのピッツァ・デルパーパ(1,900円)など22種を用意。
そのほか、サラダ2種、カブレーゼなどの前菜6種(660円~)、「沖縄では恐らくここだけ」(同店)というパッケリを使ったパスタ6種(880円~)、フリット2種(380円~)、ミネストローネ(300円)、生ハムやサラミ、ドルチェ3種(300円~)なども。そのほかサラミ、生ハムの盛り合わせと6種のピザから選べるワインセット(980円)も用意した。
出店について、同店オーナーの金城徳人さんは「東京で初めてピッツェリアでピッツァを食べた時、あまりのおいしさに衝撃を受けた。沖縄の皆さんにそのおいしさを味わってほしいと思い出店した」とし、「まき窯を使っている店は他にもあるが、ナポリで修行したピッツァ職人が作る本場のピッツァをぜひ食べてほしい」とも。
営業時間は、ランチ=11時30分~15時、ディナー=17時~24時。月曜定休。テークアウトにも対応する(箱代100円が別途必要)。