沖縄の伝統工芸品をモチーフにオリジナル革サンダルやシューズを製造販売する「アイフィンガー」（那覇市牧志1、TEL 098-863-3157）は2月5日より、店内で今年度の新作を披露している。

　この春の新作は、島ぞうりDELUX（メンズ＆レディス、10,000円、7色）、ヘビ革サンダル（同、18,000円、2柄）、ビブラムソールサンダル（同、17,000円、3色）、紅型工房の羽衣地さんやアーティストのMIMURIさんとコラボレーションしたルームシューズ（共に6,000円、3柄）など計18アイテム。

　「島ぞうりDELUXE」は、沖縄でポピュラーなビーチサンダル（島ぞうり）をオールレザーで再現。同店オーナーの前田正一さんは「サンダルの表面の模様をはじめ、ソールを手染めにするなど、細部にまでこだわった今年の一押し商品。面白さの分かる人にぜひはいてほしい」と話す。「ヘビ革サンダル」は、甲の部分にニシキヘビを使ったハイエンドモデルで、「高級感を訴求した」（同）。「ビブラムソールサンダル」は、イタリア・ビブラム社製のタンクソールに甲の部分にヤギ革を使用し、「履いたその時から足になじみ、雨などでも滑りにくい」（同）という。ルームシューズは、客からのリクエストがあり沖縄で活躍中の作家と共同で製作した。

　前田さんは「お客さんの反応を見て、細かなところを調整した上で、4～5月ごろには店頭に並ぶようにしたい。春には委託販売が10店舗に増える予定で、うちの製品を目にする機会も増えてくると思う」とし、「今月、東京・北青山のテストマーケティングショップRinで行われる『南の島の逸品　琉球モダンスタイル展』（今月13日～15日）にも出展するので、こちらも来てもらえたら」（同）とも。

　営業時間は10時～19時。月曜定休。展示は今月7日まで。