那覇・国際通り周辺を走行するベロタクシーの運営を手がけるNPO法人ecomo.i(エコモ・ドット・アイ)(那覇市久茂地3、TEL 098-866-5105)は5月2日、パレットくもじ前広場でベロタクシー事業5周年を記念して式典「ベロタクシー沖縄・感謝デー」を開く。併せてサンゴ保護活動の恊働事業の出発式も行う。
式典では、波の上獅子舞保存会の獅子舞や首里鼓団綾門のエイサーの演舞を皮切りに、開南小学校5年生・田良愛希穂さんの開会宣言や翁長那覇市長らのあいさつの後、新たなスタートを記念してテープカットを行う。サンゴの保護活動恊働事業の出発式では、海の中をイメージした新しい装いのベロタクシー1台を披露。サンゴ礁の保護を目指すNPO団体やかりゆしホテルズ(泉崎1)と協働し、サンゴの苗の購入や植え付け活動のサポート事業を紹介するほか、募金箱を設け寄付を募る。そのほか、クラウンコトラさんのパフォーマンス、ミュージシャン・ソルナさんのミニライブ、式典終了後は、パレットくもじ~沖縄三越間のベロタクシー無料走行も予定。
同法人の高江洲悦子さんは「5年間もやってこられたのは、ドライバーの人たちや、国際通りの通り会、那覇市、近辺の人たちの応援があったからこそと深く感謝している」とし、「これからも地元に密着した事業を展開したい。ベロタクシーを通して企業と社会をつなぎ、環境や福祉などに貢献できれば」と今後の抱負を語る。
式典は12時50分~14時。無料走行は14時~17時を予定。