那覇・泊1丁目～2丁目地区に6月13日、通り会「泊中通り会（仮称）」が発足した。活動の第1ステップとして現在、「会の名称」を募集している。

　同地区にはこれまで通り会や自治会がなかったが、ネイルサロンや雑貨店を営む30代女性店主たちが中心となり今年5月に通り会発足準備室を設け、約1カ月で発足までこぎ着けたという。泊地区にある店舗や企業、放課後児童クラブなどにも参加を呼びかけ、約50店舗が入会を既に決めているという。

　通り会のメンバーで酒店を経営する名嘉久美子さんは「泊地区は以前からの店舗に加え、近年開業の動きが活発化している。泊地区は環境の良さなどから住みたい街としても人気が高い。通り会の発足により、地域の店をつなぐだけでなく、泊地区をもっと楽しくにぎやかに、子どもたちを安心して育てられる街にしたい」と意欲をみせる。

　同メンバーで雑貨店を営む真榮城智子さんは「本格的な活動は来年を予定しているが、既にいろいろなイベントの企画も上がっている。通り会の愛称公募は通り会の活動の第1弾。泊らしい愛称を付けてもらえたら」と応募を呼びかける。

　応募方法は、各店舗に設置された応募用紙に記入するかブログから応募する。泊小学校に通う子や父兄は同校クラブハウスに設置された応募箱からも応募できる。締め切りは7月7日。同通り会が審査を行い、同19日に開催する「泊っ子祭り」（泊小学校夏祭り）で発表する。