那覇・前島のJAおきなわ会館近くに1月23日、テークアウト専門のギョーザ店「手作りオリジナル餃子　母家（おもや）」（那覇市前島2、TEL 098-861-1860）がオープンした。

　提供するギョーザは、「母親の手作りしたような安心で安全なギョーザ」で、できるだけ県産野菜や国産野菜を使い、手包みにこだわり、一つひとつ手作りしているという。

　「あんの90％以上が野菜で、カロリーは一般的なギョーザの半分程度。食物繊維たっぷりでヘルシーに仕上げた。ニンニクを一切使っていないので臭いも気にならない。しっかり味付けしてあり、そのまま食べてもおいしい」と代表の小林由美子さん。

　メニューは、ショウガがたっぷり入った「野菜ギョーザ」（300円）、島唐辛子を練り込んだ辛い「島唐辛子ギョーザ」（350円）、「フーチバー（ヨモギ）ギョーザ」（400円）、期間限定の「島ラッキョーギョーザ」（500円）の4種を提供。そのほか、「チキナー（からし菜）おにぎり」（120円）、根菜たっぷりの「けんちん汁」（200円）も。ギョーザは通信販売にも対応する。

　出店について、小林さんは「西町に同名のライブハウス働いていたが、その店で一番の人気メニューだったのがギョーザ。移転計画があり店は閉めてしまったが、その店で出会ったお客さまが現在の事業パートナー。私ともう二人の3人でこの店を立ち上げた。その後のいろいろな人に協力してもらい店を出せた」と振り返る。

　「沖縄にはおいしい野菜がたくさんある。地元の人だけでなく県外の人にもっと知ってもらいたいと思い、通販も見据え急速冷凍機も導入した。今後は季節の野菜を使った新しいメニューもどんどん開発していきたい」と意欲をみせる。

　営業時間は11時～20時。日曜定休。