那覇市民ギャラリー(那覇市久茂地1、TEL 098-867-7663)で4月26日、アマチュア写真家7人による合同写真展「ヤングチャレンジ ~fun photo~ 若者がファインダーから見た世界」が始まった。主催は、カメラのモリヤマART(東町、TEL 098-862-1554)。
今回初めての開催となる「ヤングチャレンジ」は、若者を対象に、「大判サイズへプリントすることで、作品の持つ空気感や広がりを感じてほしい」と作品を募集した。出力は、大型プリンターを持つ同社が手掛けた。
高校生から30代までの7人が35点を出品。作品は全てデジタルカメラで撮影したもので、夕日や空などの風景写真をはじめ、動物、植物、建物、楽器を弾く人物など多彩な作品を壁にじか貼りする。作品サイズは、小さいものでもA3サイズから大きいものはA0サイズまで。被写体やテーマに合わせ、参加者がサイズを決めた。作品近くには、カメラの機種や絞り値、露出時間、ISO感度などの撮影データも添える。写真家・石川竜一さんがブータンで撮影した作品3点も参考出品。
同社の比嘉秀司さんは「通常ではなかなか難しいが、大きなサイズで出力した作品はやはり印章が大きく異なる。コンパクトデジタルカメラで撮ったものでも大きく引き伸ばしても気にならない。大きな作品が持つ空気感などを感じてもらえたら」と話す。
開催時間は10時~19時(最終日は17時まで)。入場無料。5月1日まで。