那覇でトロンボーン演奏会-県内愛好家27人がサウンド奏でる

今回、初心者でも聴きやすいポップス系の曲や本格クラシック曲を4人の小アンサンブルから27人の大編成アンサンブルまでさまざまなスタイルで演奏する

今回、初心者でも聴きやすいポップス系の曲や本格クラシック曲を4人の小アンサンブルから27人の大編成アンサンブルまでさまざまなスタイルで演奏する

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 県内の一般トロンボーン奏者を中心に活動する「沖縄トロンボーンアンサンブル」は6月5日、パレット市民劇場(那覇市久茂地1、TEL 098-869-4880)で演奏会を開く。今回で16回目。

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 同アンサンブルは、県内のトロンボーン奏者が1977(昭和52)年に結成。現在、教員や一般職のメンバーを中心に約30~40人が在籍し、県内のトロンボーン奏者の演奏技術の向上やメンバーの親睦を目的に、週1回の練習や自主演奏会を中心に活動を続ける。レパートリーは、ソロ、エチュード、アンサンブル曲など約300曲。

 今回、アルトトロンボーンからバストロンボーンまで4種の楽器を用い、20~60代のメンバー27人が演奏を披露。初心者でも聴きやすいポップス系の曲や本格クラシック曲など約10曲をセレクトし、4人の小アンサンブルから27人の大編成アンサンブルまでさまざまなスタイルで演奏する。「県内でこれだけの大編成のトロンボーンアンサンブルが聴けるのは、うちの楽団だけ」と、同アンサンブル主宰で旗揚げメンバーの與儀幸英さん。

 「トロンボーンの音域は人間の声に近くて、27人全員が一緒に吹くとオルガンのようなサウンドになる。テナーからバスまで4種のサウンドの違いを楽しんでほしい。私たちも、演奏会に向けた練習は通常の練習と違って、燃えながらも和気あいあいと楽しんでいる」

 「演奏する人が楽しければ、聴く人も楽しむことができる。今回、お客さまより自分たちが一番楽しみたい(笑)。若い時のように演奏テクニックはないが、年を重ねてこそできる表現テクニックで、年齢を重ねても趣味を続けられることをアピールできれば」と與儀さん。「メンバーの中には教員が多い。いつもは教鞭を執っている先生たちが舞台に立つ姿を見て、さらに親近感を持っていただければ」とも。400人の来場が目標だという。

 開演は16時。料金は、一般=1,000円、学生=500円(当日300円増)。問い合わせは真武さん(TEL 090-8762-7194)まで。

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