那覇市民ギャラリー（那覇市久茂地1、TEL 098-867-7663）で6月21日、「フォトサークル風」の写真展が始まった。今回で12回目。

　同サークルは、カルチャースクールの写真講座の卒業生で2000年11月に結成。現在メンバーは11人で、年齢層は60～80代と幅広い。月1回の定例会や年4回の撮影旅行や撮影会などを開き、創作活動に励む。

　今回、10人のメンバーが「風」をテーマに各1点、自由作品3～4点の計47点を出品。作品はリバーサルフィルムを用い撮影するが同サークルの特徴で、県内や離島、福島県裏磐梯などの自然の風景、花や植物などをとらえた作品が並ぶ。統一感を出すためにプリントはワイド4切りサイズでそろえた。

　メンバーの石川清一さんは「35ミリのリバーサルファイルを皆さん使っている。ネガと違い色をイメージしやすく、作品を仕上げる際の色指定などが楽しい」とし、「今回サークル名をテーマにしたが、目に見えない風をどう表現するのか、メンバーは苦労したようだ」と話す。「皆さんに作品を見てもらい、感想などを聞かせてもらえるとうれしい」とも。

　開催時間は10時～19時（最終日は17時まで）。入場無料。今月26日まで。