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那覇で「久茂地まちなか周遊写真展」-昭和30年代の写真を分散展示

参加店舗の一つホテル「サンパレス球陽館」での展示の様子

参加店舗の一つホテル「サンパレス球陽館」での展示の様子

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 那覇市立久茂地小学校区内にある16施設で7月25日、住民などから提供された昭和30年代の写真を分散展示する写真展「久茂地まちなか周遊写真展」が始まった。

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 久茂地地域内の店舗などに分散展示することで、参観者を周遊させ久茂地地域の魅力を再発見してもらうと企画された同展。地域住民や参加店舗から収集したものや、那覇市歴史博物館や沖縄県公文書館などの提供による昭和30年代の写真を中心に展示する。参加店舗は沖縄復帰前から営業を続ける老舗ホテル、カメラ店、飲食店、旅行社、宝石店、バイクショップ、紅型店など幅広い。各店舗で写真5~15点を展示するほか、マップ付きのチラシを置く。併せて、スタンプラリーや写真クイズなども予定する。

 竣工当時(1966年=昭和41年)の沖縄少年会館をはじめ、国場ビル、国際旅行社などの写真から、現在は無くなってしまった少年博物館ペルー館や立法院、国映館、山形屋、沖縄タイムス社など多岐にわたる。

 同委員会スタッフの川?義彦さんは「古写真を通して地域の新旧を比較し歴史を感じてもらえるようした。一枚の写真から普段気付くことのなかった久茂地のある一面を発見し、魅力などに出合えててもらえたら」と参加を呼び掛ける。

 同委員会の運営母体となるのは、今年1月に発足した市民団体「沖縄少年会館を保存・活用させる会」。同会は昨年4月に「少年会館学習会」として発足。これまでに定例勉強会、シンポジウム、活用アイデアコンペなどの活動を展開している。

 閲覧時間は施設により異なる。入場無料。8月7日まで。

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