那覇を拠点に活動する劇団「O.Z.E(オゼ)」(那覇市安謝、TEL 098-866-6118)は10月1日、「劇団O.Z.E戯曲大賞」への作品を募集している。同劇団が戯曲を募集するのは初めて。
2011年度那覇市分化振興事業の一環として行われる同賞。現代演劇を県民により身近なものに感じてもらうことや、劇作家の発掘を目的に企画した。本事業後も継続して上演できる環境を作っていきたい考え。
戯曲内容は、那覇または沖縄の文化、歴史、風土、流行などをテーマにしたオリジナル作品に限る。時代設定などの内容は自由で、過去に上演された作品は対象外。プロ、アマチュア、性別、年齢は問わない。
受賞作品の発表は来年1月を予定。最優秀賞には賞金10万円のほか、来年3月に「那覇市ぶんかテンブス館」(牧志3)で同劇団が上演する。応募締め切りは12月27日。
同劇団政策担当の永田健作さんは「それほど敷居の高いものではなく、あらすじやプロットだけのものでも構わない。劇団で内容を膨らませたり、一緒に作っていったりすることもしていきたい。気軽に応募してもらえたら」と話す。