陶芸家・赤嶺学さんの個展が12月1日、作家陶器専門店「陶・よかりよ」(那覇市壺屋1、TEL 098-867-6576)と那覇市立壺屋焼物博物館(壺屋1)で始まった。
「陶・よかりよ」で5回目となる今回、「AKAMINE MANABU×赤嶺学」と題し、陶器を中心に作陶していた「過去の仕事」と、磁器をメーンに作品作りをしている「今の仕事」を、アルファベットと漢字の文字に込めた。
赤嶺さんは「これまでやってきた作風を一度整理し見つめ直すことで、次へのステップアップにつながれば」と話す。会場には、カップや大皿、茶わん、木などの異素材を加えた作品など約200点を展示する。
一方、博物館では「アカミネサイクル」と題し、赤嶺さんが「大好き」だという自転車をモチーフにしたオブジェ作品約30点を展示する。「博物館から声を掛けていただいた。恐れ多い気もするが発表の場を提供してもらい感謝している」と赤嶺さん。フレームだけの作品やカップと自転車の部品が合わさった作品など多彩。
「赤嶺、AKAMINE、アカミネと自分の名前ばかりになってしまったが、それぞれ違う3つの作風を感じてもらえたら」とも。
開催時間は、よかりよ=10時~19時(会期中無休)、壺屋焼物博物館=10時~18時(月曜休館)。共に入場無料。今月11日まで。