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那覇・西に「ピパーチキッチン」-県産食材や手作りにこだわり、自作の食器も

化学調味料をできるだけ使わず、旬の県産食材やハーブを使い一手間かけたヘルシーな和洋の定食メニューを提供

化学調味料をできるだけ使わず、旬の県産食材やハーブを使い一手間かけたヘルシーな和洋の定食メニューを提供

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 那覇・西の那覇ショッピンセンター裏に12月7日、定食メニューに特化した飲食店「ピパーチキッチン」(那覇市西2、TEL 098-988-4743)がオープンした。「ピパーチ」は石垣島産の島コショウの意味。

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 店舗面積は約15坪で、席数はテーブル席、カウンター席を合わせて15席。オフホワイトを基調にした店内は流木などで演出する。オーナー自らが内装工事を行い、約3カ月かけ仕上げたという。

 メニューは、「化学調味料をできるだけ使わず、旬の県産食材やハーブを使い一手間かけたヘルシーな和洋料理。副菜3~4種が付いた、しっかりした食事が楽しめる定食メニュー」を提供する。

 定番のイチョーバー(フェンネル)が入った「カレーライス」(650円、サラダ付き)や「親子丼」(同、サラダ・スープ付き)に加え、ピパーツで下味を付けた「白身魚のソテー」(750円)、ハチミツで熟成させた「やんばる豚のグリル」(880円)、「鶏の幽庵地焼き」(730円)など5種の定食メニューを用意。定番メニュー以外は、仕入れた食材を下に調理方法を変えるなどメニューを変える。

 オーナーの池城安信さんは「野菜ストックづくりから、ソース、ドレッシングも手作りで、料理は彩りや食感なども大事にしている。コーヒーも自家焙煎(ばいせん)で提供。食器は大阪にいた時に全て自分で焼いたもので、料理に合うよう使い勝手などを工夫した」と話す。

 東京、アメリカ、大阪で、さまざまな国の料理店で修業した池城さん。「独立して店を出すなら沖縄にと思い今年8月に沖縄に戻ってきた。9月には物件も決まり、食堂よりはおしゃれで、しっかりと料理を楽しめる念願の店が持てた」と振り返る。

 「お客さまの反応を見ながら、カフェタイムの設定やメニューも増やし、ディナーではワインが楽しめるようにしたい」とも。

 営業時間は、ランチ=11時30分~15時、ディナー=17時~22時(日曜はランチ=11時~14時30分のみ営業)。月曜定休。

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