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那覇市民ギャラリーで写真展「琉球王朝時代の祭祀と近代庶民の御拝所巡り」

琉球王朝時代の最高神女・聞得大君(きこえおおぎみ)の御新下り(おあらうり)の儀式を再現した模様を撮影

琉球王朝時代の最高神女・聞得大君(きこえおおぎみ)の御新下り(おあらうり)の儀式を再現した模様を撮影

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 那覇市民ギャラリー(那覇市久茂地1、TEL 098-867-7663)で1月10日、カメラマン・宜保安一さんの個展「琉球王朝時代の祭祀(さいし)と近代庶民の御拝所巡り」が始まった。

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 祭祀は、琉球王朝時代の最高神女・聞得大君(きこえおおぎみ)の御新下り(おあらうり)などの儀式を再現したもの。作品は、聞得大君がノロら約70人を従え、真壁殿内(まかんどぅんち)跡で現在の首里琉染(首里山川町1)を出発し、園比屋武御嶽(そのひゃんうたき)など首里城周辺を回る行列や儀式などの様子を写した。そのほか、弁財天堂鬼餅伝説の御嶽、備瀬御嶽、北山城(今帰仁城)の拝所など、庶民が祈りを捧げた拝所の作品など42点が並ぶ。

 宜保さんは「祭祀は聞得大君御規式保存会が1997年10月に行ったもので、それ以来行われていない貴重なもの。映画テンペストが間もなく公開されるが、いにしえの祭祀を楽しんでもらえたら」と話す。

 開催時間は10時~19時(最終日は17時まで)。入場無料。今月15日まで。

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