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那覇・大道に猫のいない「猫町珈琲店」-北海道出身のオーナーが開業

2階に位置する同店は、天井が高く、通り側は大きなガラス窓を設け明るい雰囲気に

2階に位置する同店は、天井が高く、通り側は大きなガラス窓を設け明るい雰囲気に

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 那覇・大道交差点角に2月4日、カフェ「猫町珈琲店」(那覇市大道、TEL 070-5418-3838)がオープンした。店名は萩原朔太郎の小説の題名「猫町」のほか、那覇の町中に猫が多いことなどから名付けた。

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 「猫カフェと間違えて来店する方もたまにいらっしゃる。紛らわしくて大変申し訳ない。猫カフェではないので、ここに猫はおらず、ペット同伴もお断りしている」とオーナーの杉本達臣さん。

 店舗面積は約9坪で、席数は13席。2階に位置する同店。天井が高く、通り側は大きなガラス窓を設け明るい雰囲気に。オフホワイトを基調に什器などを濃茶や黒で統一した店内は、カウンター席、テーブル席、小説や絵本などを並べたスペースも確保。店内は禁煙。「ゆっくりとコーヒーを楽しんでもらいたいと思い私物の本を置いた。気に入ったら販売もしている」と杉本さん。

 ドリンクは、自家焙煎(ばいせん)したコーヒーをメーンに提供。モカ(500円)、コロンビア、マンデリンフレンチ(共に600円)など常時5~6種を用意。「今日のおすすめコーヒー」(400円)なども用意。そのほか、紅茶、ロイヤルミルクティー、ホットココア、ハーブティー、月桃のサトウキビ茶なども。コーヒーはテークアウトに応じる。そのほか、焙煎豆、焙煎前の生豆やコーヒー関連商品も販売する。

 フードは、自家製のライ麦ブレッド(トースト)やカッテージチーズ入りのパンケーキの「モーニングサービス」(フルーツかサラダ、ドリンク付き、500円)、ランチは「洋風キノコのスープスパ」(900円)、「3分精米のおにぎり」(950円)で、共にサラダ、フルーツ、ドリンクが付く。

 出店について、北海道札幌出身の杉本さんは「以前、沖縄で暮らし事があり、店を持つなら沖縄でと決めていた。飲食店の経験はあるが、自分の店を持つのは初めて」と話す。「できるだけお客さまの好みを聞き、おすすめのコーヒーを提供していきたい。今後、パスタ料理のメニューも充実させたい。本も店名にちなみ猫関連の本や写真集などを幅広くそろえたい」とも。

 営業時間は7時~19時。定休日は調整中(今月29日は休業)。

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