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那覇市歴史博物館で収蔵展-開館5周年記念、寄贈・寄託資料を展示

1800年代後半に制作された三線の名器「友寄開鐘(トゥムシケイジョー)」(左)や1930年に制作された「宮城の真壁」なども展示

1800年代後半に制作された三線の名器「友寄開鐘(トゥムシケイジョー)」(左)や1930年に制作された「宮城の真壁」なども展示

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 那覇市歴史博物館(那覇市久茂地1、TEL 098-869-5266)で3月3日、開館5周年を記念した企画展「歴史博物館収蔵品展 皆の記憶」が始まった。

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 開館5周年を記念し同館に個人から寄贈・寄託された所蔵資料の中からその一部を展示。資料は、美術工芸品から当時の生活をしのばせる民俗資料など多岐にわたる。

 例えば、灰色地緯絣(よこがすり)絹衣装をはじめ、黒漆鶴亀松竹梅文重箱(もんじゅうばこ)などの漆器、1800年代後半に制作された三線の名器「友寄開鐘(トゥムシケイジョー)」、書、家譜、琉球政府時代の運転免許証や身分証明書、ジュラルミン製の食器やくし、蛇皮ハンドバッグ、戦前の写真など100点以上が並ぶ。

 同館では「こうした歴史資料は先人たちから現代へ伝えられた大切な贈り物であると同時に、首里・那覇などの歴史・文化を次世代へ語り継ぐための貴重な資料となる。これまで余り目に触れる機会がなかった個人の家に伝わる歴史を見てもらえたら」と話す。

 開催時間は10時~19時。木曜休館。入館料は、大人=300円、大学・高校生=200円、中学生以下=100円。今月31日まで。

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