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かぶって結ぶだけでエイサー衣装に-「琉手拭」、子育て中のママが開発

エイサー衣装の琉手拭(りゅーさーじ)や打ち掛けをまといポーズを決める高良ファミリー

エイサー衣装の琉手拭(りゅーさーじ)や打ち掛けをまといポーズを決める高良ファミリー

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 沖縄の文化をモチーフに製品開発を行う「Aki-Arts(アキ・アート)」(那覇市牧志3、TEL 098-943-4336)は5月15日、サージ風子ども用帽子「琉手拭(りゅーさーじ)」の販売を開始した。

 「エイサーの衣装で頭に巻くサージ(手拭い)を、子どもたちももっと簡単に巻けるようにできないか」と、3歳から8歳の5人の子どもを育てながら同社を立ち上げた社長の高良明子さんが開発した。

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 通常のサージは約2.5メートルの布を用いて頭に結ぶが、きれいに巻くことが難しい。「琉手拭」は、帽子のようにかぶって帯を頭の後で縛るだけで簡単に装着できるのが特徴。通気性に優れ、軽く、洗濯も可能。製法にこだわり、沖縄で手作りしているという。

 メーンカラーは紫と赤の2種で、帯色は紫の場合は赤・黄、赤の場合は青・黒を用意。サイズは、S(48~54センチメートル)、M(55~58センチメートル)、L(59~61センチメートル)の3種類。価格は1,480円。同社のホームページで販売する。

 高良さんは、沖縄県立芸術大学デザイン科卒業後、英国サリー大学院に留学。マスターコースでデザインを学び帰国し、沖縄県立芸術大学大学院を修了した経歴を持つ。「じっとしていない小さな子どもにサージを巻くのは至難の技だった。これをもっと簡単にできないかと5~6年前から考えていたら、帽子にすれば簡単に装着できるというアイデアが浮かんだ」とし、「商品化を進め、商品撮影の際にカメラマンに『すごくいいものなのですぐにまねされる。特許を取得した方がいい』とアドバイスを受け、意匠登録、商標登録を出願した」と振り返る。

 「4月に大型量販店でプレイベントを行ったが、とても手応えを感じた。保育園などでも引き合いがよく、いろいろリクエストを受けている」と反響を語り、「大人用の琉手拭ももうすぐできあがる予定。メーンの色や帯色を変えるなど、オーダーメードにも対応できるので、飲食店やショップのユニホームとしてもおすすめ。今までになかったユニークな商品なので多くの人に使ってもらいたい」と話す。現在、扱り扱い店も募集している。