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沖縄県立博物館・美術館で「折り紙展」-連鶴、植物、古里の風景など150点多彩に

1枚の紙を規則的に折り込み幾何的な模様の美しさを楽しむ「平織り」をはじめ、掛け軸、花、連鶴、立体作品など、多彩な作品150点が並ぶ

1枚の紙を規則的に折り込み幾何的な模様の美しさを楽しむ「平織り」をはじめ、掛け軸、花、連鶴、立体作品など、多彩な作品150点が並ぶ

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 沖縄県立博物館・美術館(那覇市おもろまち3、TEL 098-941-8200)県民ギャラリーで5月29日、日本折紙協会琉球支部「月桃の会」による「琉球支部設立5周年記念 おりがみ展」が始まった。

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同支部は、日本折紙協会の認定を受けた折り紙講師の任意団体で、現在24人が在籍。月例会のほか、協会や県外支部との交流、情報の共有などを行うほか、児童館・公民館・小中学校・保育所・婦人会・高齢者学校など、メンバーがそれぞれの地域で折り紙教室を開くなど活動を続ける。

 会場には、約150点の作品が並ぶ。1枚の紙を規則的に折り込み幾何的な模様の美しさを楽しむ「平織り」をはじめ、えとをモチーフにした掛け軸、フレーベルの模様折り、1枚の紙を使い切り目を入れて何羽もつながった鶴を折る連鶴、イジュの花、ローズ、水仙などの植物、クワガタ、トカゲ、アリなどの昆虫、牛や馬、豚などの動物も。メンバー3人の共作による「古里の風景」は、赤瓦の民家や馬小屋、井戸、ガジマルに宿る精霊キジムナーなども折り紙で表現した。

 同支部副部長の島袋保子さんは「小さなお子さんから年配の方まで楽しめる折り紙。紙の材質や色などで無限の表現が可能なのも楽しみの一つ。折り紙を通して会話を楽しんでもらえたら」と話す。

 開催時間は9時~18時(金曜・土曜は20時まで)。月曜休館。入場無料。6月10日まで。

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