アパートの一室に母娘が共同で雑貨店-授乳できるキッズルームも

外国人アパートの一室を家族で雑貨店に改装(写真=店内)

外国人アパートの一室を家族で雑貨店に改装(写真=店内)

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 母娘が共同経営する、ガラス、陶器、リネンなどの小物を扱うあつかう雑貨店「くらしのこものや 小さな和み」(那覇市奥武山町、TEL 098-995-8845)が5月19日、那覇・奥武山のアパートの1室を改装しオープンした。

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 店舗面積は10.5坪。アイボリーと緑を基調にした店内は天井が高く、約6畳のキッズルームも設けた。同店オーナーの上原あかねさんは「外国人住宅の一室を改装した。フロア以外は家族みんなで内装などを手がけた。キッズルームは乳幼児がいるので気兼ねなく授乳できるようにした」と話す。

 取り扱うあつかう商品は、益子の粉引きの器をはじめ、琉球ガラス作家の稲嶺盛吉さんの作品や県内陶芸作家の作品、京都リネットのリネン製品、ソーインググッズ、トートバッグ、ハンドメードの洋服など、約200アイテムが並ぶ。粉引きの器やリネン、ハンドメード小物は上原さんが、県内陶芸作家の器は上原さんの母・高良美恵子さんが仕入れを担当しているという。「母や私の気に入ったものだけを置いている。京都リネットの製品をあつかっているのはここだけでは」(上原さん)という。客層は大半が女性で、小物作りに関心のある主婦層が多いという。客単価は約2,000円。

 出店のきっかけについて高良さんは「20年前から季節ごとに自宅をギャラリーに陶器の展示会を催したり、娘が3年ほど前からインターネットでハンドメードの洋服や小物を販売していたこともあり、いつか一緒にお店を持ちたいと話していたが、今回勢いで作ってしまった」と話している。

 上原さんは「ゆるりと長くお店を続けて生きたい」、高良さんは「キッズルームで絵本の読み聞かせなども行っていきたい」と話している。

営業時間は11時~19時。月曜・火曜定休。

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