サンリオと地元企業が新ブランド-那覇に旗艦店

サンリオと地元企業が共同して設立した新ブランドの旗艦店(写真=エントランス)

サンリオと地元企業が共同して設立した新ブランドの旗艦店(写真=エントランス)

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 菓子製造やかりゆしウエアなどの製造販売、民芸品店の運営を手がける南風堂(糸満市)はサンリオ(東京都渋谷区)と共同で新ファッションブランド「MIL DEPOT(ミルデポ)」を設立し7月18日、国際通りに南風堂直営店内にファッションショップ「MIL DEPOT国際通り店」(那覇市久茂地3、TEL 098-863-6885)をオープンした。同ブランドはサンリオが企画・デザインを担当し、製造販売・店舗運営は南風堂が行う。

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 店舗面積は約30坪。エントランスには1960年代の真っ赤なフォード・マスタングを設置したほか、ポップな色使いのインテリアなど「アメリカンな雰囲気を演出した」(同店)という。

 店内にはTシャツ(1,900円~3,300円)約50アイテムをメーンに、パンツ5種(2,900円~)、カジュアルシャツ約20種(3,900円)のメンズ&レディーズのほか、バッグ約7種(4,800円~)、財布(2900円~)、キャップ(1,900円)などをそろえる。デザインモチーフは、米軍関係者の使用車を示す黄色のナンバープレート「Yナンバー」や個人認識票「IDプレート」、「軍動1号-国道58号」などを用いた。

 南風堂民芸事業部の浜元満営業部長は「サンリオからの提案で出店に至った」とした上で、「シーサーやハイビスカス、ゴーヤーといった沖縄定番のデザインではなく、アメリカ文化が混ざり合い独自の文化を発展させた、現在の沖縄の文化や歴史に焦点をあてたオリジナルデザイン」と話す。

 「全国のサンリオ店や大型衣料品店への事業展開も視野に入れ頑張っていきたい。沖縄の文化や歴史に根ざした新しいブランドを全国に発信していけたら」(浜元部長)とも。

 営業時間は10時~22時30分。無休。同月30日には沖縄市に「コザ ミュージックタウン店」も出店した。

南風堂

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