商業施設「パレットくもじ」6階の「那覇市民ギャラリー」（那覇市久茂地1、TEL 098-867-7663）で8月21日より、沖縄県内在住の12人のイラストレーターによるイラスト展「イラストレート」が始まった。開催は今回で2回目。

　高さ＝約3メートル、幅＝約30メートルの壁面3面と会場中央のスペースを使い、各イラストレーターが与えられたスペース内にそれぞれの個性で作品を展示。ポストカードサイズからA全サイズまでさまざまな大きさの作品が並ぶ。表現方法もさまざまで昔ながらの絵筆を使った作品から、パソコンで描いたもの、デジタル出力したものに絵の具で着色したもの、会場で即興的に作品を仕上げるものまでと幅広い。デザインモチーフは女性、動物、抽象的なものまであり目を楽しませる。来場者がメッセージやイラストなどを自由に書き込めるスペースも設けた。

　出展者でゲームなどのキャラクターデザインを手がける城間英樹さんは「フリーで活躍している人、会社でパース図やイラストを描いている人などいろいろな人が参加している。表現もそれぞれ個性があり楽しい。沖縄にはない表現を目指して実践している人もいるので、そんな作品をぜひ見てほしい」と話している。

　出展者は、ぐりもじゃサスケさん、宮崎賢一さん、５UP GRAPHIXさん、仲西太さん、４６０さん、シモジマサキさん、国吉満さん、キシャバユーコさん、トーヤマンさん、宜寿次美智さん、奥平千春さん、ナカハジメさん。

　開館時間は10時～19時（日曜は17時まで）。入場無料。同26日まで。「Cafe SMOOTH」（那覇市泉崎1、TEL 098-863-3139）で出展者の小作品を同時展示。