那覇新都心公園で9月8日、9日の両日、「なは青年祭」が行われる。開催は今回で15回目。主催は那覇市青年団体連絡会(那覇市寄宮2、TEL 098-891-3508)。
同祭は、那覇市内の各地域で継承されている特色ある民俗芸能をメーンに披露するもので、今年は「那覇が唄う 那覇が躍る 青年達(にーせーた)の島心(しまぐくる)」をテーマに約50団体、約1,000人が参加する。
祭は1部と2部に分かれ、1部では小中高生による「子ども会エイサー」「空手」「マーチング」、豊年祭や綱引き行事に用いるのぼりの一種「旗頭」などを披露。2部では那覇青年団や保存会などによる和太鼓、獅子舞、太鼓演舞、旗頭をはじめ、「棒術」「ヒュータン踊り」、二人一組でとんぼ返りを見せる「サールーゲーイ」の3つからなる「安里南之島」、那覇市国場で継承されている田の畝立て作業を舞踊にした「ウズンビーラ」などの伝統芸能のほか、オキナワンポップスのライブなどが披露される。
同連絡会事務局の平良俊弥さんは「今年から開催場所を新都心公園に変更した。より多くの伝統芸能を見てほしかったので、園児や小中高生たちの演舞も加えたため出演者、開催時間が昨年に比べ2倍になった。那覇市で継承されている珍しい伝統芸能をぜひ見てほ欲しい」と話している。
同団体は、那覇市内の青年団体で構成。伝統芸能などを披露する場の提供をはじめ、青年相互交流事業の実施などを通じて那覇市のまちおこしに寄与することを目的としている。
開催時間はともに13時~21時。入場無料。