郷土劇場で「しまくとぅばの日」イベント-沖縄芝居体験者も参加

制定2年目の「しまくとぅばの日」(9月18日)を記念して各地でイベントが開催される(写真=パンフレット)

制定2年目の「しまくとぅばの日」(9月18日)を記念して各地でイベントが開催される(写真=パンフレット)

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 沖縄県文化環境部文化振興課(TEL 098-866-2768)は9月18日の「しまくとぅばの日」を記念して沖縄県立郷土劇場(那覇市東町1、TEL 098-866-2341)で9月16日、「しまくとぅば劇場」を開催する。同様のイベントは今回で2回目。「しまくとぅば」は「島の言葉、沖縄方言」を意味する。

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 「しまくとぅばの日」は、9(く)・10(とぅ)・8(ば)の語呂合わせ。沖縄県内各地域で受け継がれてきた「しまくとぅば」への関心と理解を深め、次世代へ継承していくことを目的に、2006年3月31日に交付された「しまくとぅばの日に関する条例」によって定められた。

 当日は、川満しぇんしぇ~(先生)のキャラクターで知られるタレント・川満聡さんが「抱きしめてしまくとぅば」をテーマに「しまくとぅば講演会」(約20分)を行うほか、7月から9月にかけて実施された沖縄芝居体験講座の受講者による沖縄芝居「孝行三良小(こうこうさんらーぐぁー)」(約30分)の成果発表、平良進さんと平良トミさんが主宰する劇団綾船による沖縄芝居「新作悲恋歌劇 冬の夜雨(ゆあみ)」(約90分)を上演。

 同課文化振興班の長浜さんは「沖縄芝居体験講座は、沖縄芝居を通じて『しまくとぅば』に触れてもらおうと始めたもの。沖縄芝居を楽しみながら『しまくとぅば』に興味を持ってもらえたら」と話している。

 開演時間は15時~18時。入場料は500円。そのほか、同月15日「第13回 しまくとぅば語やびら(語りましょう)」(同劇場)、22日「しまくとぅば劇場」(大会宜野座村がらまんホール)など、各地で「しまくとぅば」に関するさまざまなイベントも予定。

沖縄県文化振興課

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