久茂地川沿いに「とん串」メーンの居酒屋-関東風にこだわる

豚の串焼きをメーンにオリジナル料理の豚カシラ串揚げや関東風豚もつ煮込み、自家製ぬか漬けなど、関東風にこだわった料理を提供(写真=店内)

豚の串焼きをメーンにオリジナル料理の豚カシラ串揚げや関東風豚もつ煮込み、自家製ぬか漬けなど、関東風にこだわった料理を提供(写真=店内)

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 沖縄都市モノレール「ゆいレール」美栄橋駅近く久茂地川沿いに10月15日、豚の串焼きがメーンの関東風にこだわる居酒屋「とん串」(那覇市久茂地2、TEL 098-894-5455)がオープンした。

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 店舗面積は約20坪、席数は30席。泡盛酒造メーカーののれんをアクセントにした店内には、手書きで「じっくり焼きます」の文字も。丸いす席のカウンターや掘りごたつ式の座敷席を設け、落ち着きのある居酒屋らしさを演出した。

 オーナーの國吉麻由美さんは「肉や野菜、炭にいたるまで国産にこだわっている」というメニューは豚の串焼き(カシラ、ハツ、タン、シロなど)をメーンに、オリジナル料理の豚カシラ串揚げ(3本、420円)、豚タンの唐揚げ(360円)、関東風豚もつ煮込み(480円)、自家製ぬか漬けのおしんこ(420円)なども用意。「実家から送ってもらったぬか床で漬けている。沖縄の気候の中でぬか床を維持するのは難しいが工夫し漬けている」(國吉さん)。

 そのほか、宇都宮餃子(450円)、ちゃんちゃん焼き(650円)をはじめ、手羽元の唐揚げなどの揚げ物(480円~)、ホッケやサバなどの焼き物(480円~)、各種チャンプルー(550円)、サラダなどを提供。お通し、ビール1杯、枝豆、豚もつ煮込みがセットになった「お疲れ様セット」(1,200円)や約10品がセットになった宴会セット(4人以上、2,000円)も提供する。

 出店について、國吉さんは「実家は埼玉で約40年間焼き鳥店を営んでいるが、結婚して沖縄で暮らすようになり店を継ぐ者がいなくなった。主人の強いすすめなどもあって、店や場所は違うが半分は父の意思を継ぐ形で店を始めた」と話す。國吉さんはOL時代に実家の店を手伝いながら焼き方や料理を覚えたという。

 「関東からの単身赴任者や、関東で暮らした経験のある地元の人にも好評を得ている。関東の味を楽しんでもらえたら」(國吉さん)とも。客層は男女半々でカップルも多く、客単価は約3,000円。

営業時間は17時30分~24時。日曜定休。

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