沖映通りに沖縄料理をアレンジしたカレー専門店-1日30食限定

沖縄料理のソーキ(豚のあばら肉)やラフテー(沖縄風豚の角煮)をカレーにアレンジし提供する(写真=店内)

沖縄料理のソーキ(豚のあばら肉)やラフテー(沖縄風豚の角煮)をカレーにアレンジし提供する(写真=店内)

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 那覇・沖映通りに10月31日、カレー専門店「沖縄JAZZカレー」(那覇市牧志1、TEL 098-862-2178)がオープンした。

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 店舗面積は約5坪で、席数は5席。カウンターのみのシンプルな作りで、店内奥に厨房を設置し、壁に掛けられたコルクボードにはライブや展示会のチラシなどを貼ることができる。

 メニューは、沖縄料理をアレンジした「なんこつソーキ(豚のあばら肉)カレー」、「ラフテー(豚肉の沖縄風角煮)カレー」、なんこつソーキとラフテーが入った「JAZZカレー」(ともに800円)の3種。ライスは、うっちん(ターメリック)ライスを用意した。オーナーの北野晃一さんは「うちのカレーは、香りやこくを出すために何種類かスパイスを使っているが、基本はおふくろの味。その延長で自分なりにアレンジした」と話す。

 約1年10カ月前に大阪から移住してきた北野さんは、これまで料理の経験はほとんどなく、ある店の「裏メニュー」のカレーを食べた時、そのあまりのおいしさに自分でも作れないとカレー作りを始めたのがきっかけだという。その後、懇意にしている沖縄JAZZ協会会長でジャズピアニスト・屋良文雄さんにカレーを食べてもらったところ、屋良さんがとても気に入り「店を出したら、店名はJAZZカレーでは」と提案を受け、「沖縄」を付けて店名にした。「いい物件も見つかり、多くの人の協力もあって出店にこぎ付けた」(北野さん)という。

 北野さんは「自分のできる範囲でやっていこうと1日30食に抑えた。将来はメニューを増やすかもしれないが、今は3つのメニューでコツコツやっていきたい」と話している。「28日の試食会で屋良さんなどの協力で路上JAZZライブを行い好評だった。今後は、定期的に路上JAZZライブなども行っていきたい」とも。

営業時間は11時30分~18時。ドリンクはコーヒー、ビールのほか、「生搾りうこん」(1,800円)なども販売する。テークアウトにも対応する。月曜定休。

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