那覇で沖縄県写真協会「作品展」-写真16,000枚を使った大作も

銀塩モノクロ、カラー、デジタルとバラエティーに富んだ大小さまざまな作品が並ぶ

銀塩モノクロ、カラー、デジタルとバラエティーに富んだ大小さまざまな作品が並ぶ

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 那覇市民ギャラリー(那覇市久茂地1、TEL 098-867-7663)で2月5日より、沖縄県写真協会の作品展が行われている。今回で5回目。

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 同会は、プロの写真家を中心にハイアマチュアが集う県内唯一の団体で、1981年に設立。会員数は44人。県内の写真公募展の審査をはじめ、会報発行(年2回)、撮影会、写真教室のほか、全琉秀作写真選抜展や写真協会会員展を主催するなど積極的に活動を展開している。

 会場には、会員29人の約100点の作品を展示。1人約3メートルの展示壁面が与えられ、各自の豊かな感性で自由に作品のレイアウトを施した。銀塩モノクロ、カラー、デジタルとバラエティーに富んだ大小さまざまな作品が並ぶ。2センチ×2センチの草花の写真16,000枚を使い、色の濃淡などで「火の鳥」を描いた3メートル60センチ×1メートル80センチの巨大な作品をはじめ、Tシャツに写真をプリントした作品、約50枚の写真をとじて日めくりカレンダーのように鑑賞する作品、正統的な風景写真や沖縄伝統行事、人物など、それぞれの個性を生かし自由な発想や視点から生まれた作品を展示する。

 同協会の金城幸彦会長は「会員のスキルアップのために、講師を招いて写真論や著作権・肖像権の問題などの勉強会や合評会なども行っている」としたうえで、「作者が自分の言葉で作品を説明できるようになるのもスキルアップにつながるので、気軽に声をかけてもらいたい。皆さんと一緒に切磋琢磨(せっさたくま)していけたら」とも。

閲覧時間は10時~19時(最終日は17時まで)。入場無料。2月10日まで。

沖縄県写真協会

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