沖縄県立芸大で合同絵画展-在校生・院生・教員らの59作品展示

色鉛筆、ボールペン、油性ペン、スプレー、段ボール紙、新聞紙、ボンド、石こう、樹脂、木工ニス、シルクスクリーン、写真などを用い、ドローイングの枠に捕われない自由な発想で仕上げた作品が並ぶ

色鉛筆、ボールペン、油性ペン、スプレー、段ボール紙、新聞紙、ボンド、石こう、樹脂、木工ニス、シルクスクリーン、写真などを用い、ドローイングの枠に捕われない自由な発想で仕上げた作品が並ぶ

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 沖縄県立芸術大学付属図書・芸術資料館(那覇市首里当蔵長1、TEL 098-882-5049)の常設展示室と企画展示室で5月17日より、同大学絵画専攻油画学生と大学院生、教員らによる合同展覧会「ドローイング コミュニケーション2008」が行われている。

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 同展は、同大学院生が主体となり運営。油画2年生から大学院生までの学生28人と講師、教授4人による作品59点を展示する。作品は「紙」と「サイズ」(1091×788ミリメートル)のみを限定し、表現方法やテーマは自由で、それぞれが個性あふれる作品に仕上げた。色鉛筆、水彩、ボールペン、クレヨン、油性ペン、スプレー、段ボール紙、新聞紙、ボンド、石こう、樹脂、木工ニス、シルクスクリーン、写真などを用い、ドローイングの枠に捕われない自由な発想で仕上げた作品が並ぶ。

 同展の運営に携わる環境造形専攻絵画専修大学院生1年・浦田健二さんは「今年、初めて行う油画2年生以上の学生を対象にした統一カリキュラムの授業報告」としたうえで、「それぞれが作品を持ち寄ることで、学年全体の交流を深める目的もある」と話す。同院生2年の宮城翔子さんは「2年生には展示方法や運営方法などを学ぶいい機会になっただけでなく、先輩や教授らの作品はいい刺激になったと思う」と感想を話す。

 「コミュニケーションと付けたのは、学内と社会へのコミュニケーションを図る意味を込めた。パワーあふれる2年、3年の作品や完成度の高い4年、院生、教員らの作品をぜひ見てほしい」(浦田さん)とも。

開催時間は10時~17時(最終日は15時まで)。入場無料。今月25日まで。

沖縄県立芸術大学沖縄県立芸術大学付属図書・芸術資料館

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