那覇・久茂地の焼き鳥専門店「白鳥」(那覇市久茂地2、TEL 098-927-9135)は5月7日、那覇バスターミナル向かいに初の姉妹店「SWAN2(スワンニ)」(泉崎1、TEL 090-6897-5255)をオープンした。
店舗面積は約15坪。テーブル席26席、カウンター席10席。ガード下や洞窟(どうくつ)をイメージしたという店内は、カウンター、ビールケースを利用した作ったいすやテーブル、内装、水回りなど、スタッフが工事を行い、約1カ月かけて完成させたという。「今年こそ、やきとリンピック金メダル取ったるどー」などと、スタッフの料理に対する思いが書かれた黒板も掲げた。
メニューは、焼き鳥をメーンに、ヤンバル(沖縄本島北部)で育った若鶏のもも、ササミ、砂肝、ハツ、レバー、ぼんぼち、せせり、ねぎま、えんがわ、ヤゲン、とり皮、ソリレス、げん骨、手羽先(各150円)のほか、県産和牛、やんばる島豚のバラ、カシラ、やんばる島豚ソーセージ、月見つくね、カマンベールつくね、ギャートルズ風つくねなどの串焼きも用意した。そのほか、和牛レバー刺、ヒージャー(羊)刺しなどの刺身料理、小鉢やサラダ、揚げ物、白レバーの自家製パテ、鳥皮湯引き、スワン的茶漬けなど、バラエティー豊かに用意した。人気メニューは「オリジナルのつくねとオリジナル自家製ソーセージ」(同店)だという。
ドリンクは、泡盛、シャンパン、ウイスキー、梅酒、焼酎、日本酒、ビール、ソフトドリンクなどを用意するほか、売り上げの一部を環境団体に寄付する「環境対策ボトル」(泡盛、1,500円)も提供する。客層は20~30代で女性客が多いのが特徴。客単価は2,500~3,000円。
同店の大谷明正さんは「牧志公設市場で毎日仕入れる県産鶏を使い、食材ぎりぎりまで積み上げた備長炭で一気に焼き上げ、肉汁を閉じ込める方法を取っている」としたうえで、「たれにもこだわり、野菜くずと鶏骨を中心にじっくりだしを取り、しょうゆ、赤酒を中心にブレンドした自家製タレを使っている。塩も石垣島のサンゴ入りサンゴマースを中心にブレンドして使用している」と、料理へのこだわりを熱く語る。
営業時間は17時~翌0時30分(ラストオーダー)。