近畿大、那覇で公開講座-毎秒100万コマのビデオカメラで見る世界

超高速ビデオカメラ開発の歴史の講義をはじめ、会場で実際に風船が破裂する瞬間などを実験撮影し再生するほか、さまざまな実験映像を交えやさしく解説する

超高速ビデオカメラ開発の歴史の講義をはじめ、会場で実際に風船が破裂する瞬間などを実験撮影し再生するほか、さまざまな実験映像を交えやさしく解説する

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 パシフィックホテル沖縄(那覇市西3、TEL 098-868-5162)で10月18日、近畿大学(大阪府東大阪市)の公開講座「毎秒100万コマのビデオカメラで見る世界」が開講される。

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 講義内容は、超高速ビデオカメラ開発の歴史をはじめ、身近なところでどのように役立っているかなどの実例や、風船が破裂する瞬間などを会場で実際に撮影し再生するなど、超高速ビデオカメラで撮ったさまざまな実験映像を交えながらやさしく解説。そのほか、質疑応答時間も設ける。

 同大広報課では、「今年で3回目の公開講座となるが、超高速ビデオカメラの講座は沖縄で初めて。テレビなどで見たことがあると思うが、風船が破裂する様子はまるでアートのようで、普段では見ることができない超高速でとらえた世界を、理科好きの人だけでなくいろいろな人に見てほしい」と参加を呼びかける。

 同大は高速度ビデオカメラの分野で世界をリードする存在で、1991年には毎秒4,500コマ、2001年には毎秒100万コマの撮影速度を達成。これらのカメラは、さまざまな技術開発に使われているという。

 開講時間は13時~。受講無料。定員100人。参加資格はないが、電話またはファクス、Eメール、郵送のいずれかで応募する。詳しくは、同大学総務部広報課公開講座担当(TEL 06-6721-2332、内線2024)まで。

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