那覇・国際通りに「沖縄天ぷらとぜんざい」店-セットメニューも用意

「那覇・国際通り沿いで沖縄天ぷらとぜんざいに特化した店は珍しいのでは」(同店)という

「那覇・国際通り沿いで沖縄天ぷらとぜんざいに特化した店は珍しいのでは」(同店)という

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 黒糖ドーナツ棒などを製造販売する「かどの駄菓子屋」(那覇市牧志1、TEL 098-860-6584)は10月10日、同店1階に沖縄天ぷらと沖縄ぜんざいに特化した軽食店「松原屋」(同、TEL 098-860-9993)をオープンした。

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 沖縄天ぷらは、衣がフリッターのように厚く味付きなのが特徴で、会社訪問の際に手土産としてもよく利用されている。沖縄ぜんざいは、黒糖で甘く煮込んだ金時豆にかき氷がかかった「冷たいぜんざい」で、共におやつとしてよく食べられている。

 店舗面積は約10坪で、席数は16席。いすやテーブル、床などに白木を使った店内には、「市場や国際通りの古い写真を見ながら天ぷらやぜんざいを楽しんでほしい」(同店)と、戦後の那覇や沖縄のモノクロ写真約20点を掲げた。

 メニューは、沖縄天ぷらと沖縄ぜんざい(400円)がメーン。さかな、いか、ゴーヤー、もずく(久米島産)、イモ(サツマイモ)、かき揚げ(共に70円)、芋くじ(120円、芋くずのこと)などの天ぷらを用意。そのほか、ワンコインセット(500円=天ぷら3種、ミニぜんざい、ソフトドリンク)、ドリンクセット(600円)、ぜんざいセット(750円)、盛り合わせ(1,000円)などのセットメニューも用意。テークアウトでは、天ぷらがつぶれないよう折り箱入りにするなど工夫した。

 出店について、同店の河野介一さんは「うちはおやつをテーマにしていることもあり、沖縄伝統のおやつである沖縄天ぷらとぜんざいをメーンにすることにした。国際通り沿いに沖縄天ぷら店や気軽に休憩できる店がなかったこともあり出店を決めた」とし、「何十カ所も天ぷら屋を食べ歩き、冷めてもおいしい天ぷらになるよう何度も作り直した。でんぷんから手作りしている芋くじ天ぷらを片手に国際通りを歩いてもらえるようになれば」とも。

 営業時間は11時~19時。水曜定休。

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