那覇市民ギャラリーで「木工展」-子ども用会議机など30作品展示

ダイニングテーブル&チェア、家庭用カウンターバー&スツール、飾りテーブル、飾り棚、紅型を使ったフロアスタンド、、花器など約30作品が並ぶ

ダイニングテーブル&チェア、家庭用カウンターバー&スツール、飾りテーブル、飾り棚、紅型を使ったフロアスタンド、、花器など約30作品が並ぶ

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 那覇市民ギャラリー(那覇市久茂地1、TEL 098-867-7663)で12月2日より、沖縄県工芸士で家具職人の宮国昇さんの「木工展」が行われている。今回で5回目。宮国さんは、木製品加工日技術コンクール県知事賞最優秀や沖縄県工芸公募展最優秀賞、沖縄県デザインコンペ優秀賞など数多くの受賞履歴を持ち、現在「木の家具 ウッディ・ライフ」(宜野湾市大山)を運営。

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 会場の一部に畳を敷き、和室机をはじめ、陶器と木のフロアスタンド、木のびょうぶ、座いす、1升ビンが手軽につげる「オトーリスタンド」、木の器などをディスプレーする。そのほか、ダイニングテーブル&チェア、家庭用カウンターバー&スツール、飾りテーブル、飾り棚、紅型を使ったフロアスタンド、円の形をした子ども用会議テーブル&チェア、花器など約30作品が並ぶ。

 木材はすべて沖縄県の県木・琉球松を使用。宮国さんは「県木ということもあるが、琉球松の木目のおおらかさに感激して以来使い続けている。木目をどう生かそうかと考えながら作る作業は楽しい」とし、「使いやすい家具が基本。用途を第一に考え、シンプルで飽きのこないデザインを目指している」と話す。

 子ども用家具は、宮国さんの夫人の提案により初めて製作したものだという。宮国さんは「子どもたちが和の心を持って話し合える場を提供できればと思いながら作った。このような家具も大切だと感じており、今後はこうした家具作りにも力を入れていきたい」と抱負を語る。

 開催時間は10時~19時(最終日は17時まで)。入場無料。今月7日まで。

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