パレットくもじ6階・那覇市民ギャラリー(那覇市久茂地1、TEL 098-867-7663)で1月6日より、写真サークル「フォト 琉球の光」(TEL 090-5734-2711)の写真展が行われている。同サークルとしては初の写真展となる。
同サークルは、顧問を務めるフォトグラファー・菅谷茂さんが開講した写真教室で学んだメンバーが中心となり1年前に結成された。沖縄にこだわり、県内各地を訪れ月1回の撮影会を行い、親睦会を兼ねた講評会を開いている。メンバー数は12人で、世代はシニア以上。
作品は1年以内に撮影したもので、メンバーはそれぞれ単写真と3枚の写真で構成する「組写真」を出展。花、鳥、自然、祭、街の風景、人物など、沖縄各地で撮影された計47作品が並ぶ。作品の約7割がフィルムカメラで撮影したものだという。作品の近くには、メンバーの作風などを紹介するプレートも掲げた。菅谷さんは「(展示しているのは)約3年間、写真の理論や実践など、基礎をしっかり学んだ人たちの作品で、偶然撮れたものではない。構図や絞り、光や影の具合など参考にしてもらえたら」と話す。
同サークルの岸本政浩会長は「フィルムカメラにこだわっている。プリントの仕上がりを今でもワクワクしながら待っている」とし、「沖縄へのこだわりをサークル名に込めた。サークル名に恥じないよう沖縄の自然を見つめ直し、発掘していかなければ」とも。
開催時間は10時~19時(最終日は17時まで)。入場無料。今月11日まで。