「ものまねバー」が若狭に移転-「いちゃりばちょーでー」モットーに店作り

県内唯一のものまねばー「しじみんちゅ」は、ものまね芸人・しじみさんがオーナー

県内唯一のものまねばー「しじみんちゅ」は、ものまね芸人・しじみさんがオーナー

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 沖縄県内唯一のものまねバー「ものまね屋 しじみんちゅ」(那覇市若狭2、TEL 098-863-4439)が5月11日、那覇・久茂地から若狭大通り沿いへ移転リニューアルした。

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 店舗面積は約15坪。席数は30席。濃い茶で統一された店内は、カウンター席、長いベンチシートのボックス席を設けたほか、全席から観賞できるように店奥に設置された約2畳の小さなステージやミラーボールなども設置する。

 同店では、同店オーナーのものまね芸人・しじみ(松下しじみ)さんや仲本工事中さんのステージ(約20分)を毎日3~4回行うほか、飲み放題の「レディースデー」(毎週水曜日、3,000円)、東京などからスペシャルゲストを招いて毎月1回行う「イベントデー」(2時間、5,000円)、5人以上の模合客に対し5,000円相当のワインをプレゼントする「模合特典」なども用意。ショーチャージ、カラオケは無料。客単価は約3,000円。

 フードメニューは、島らっきょうの塩漬け「恋人」(600円)、「茶豆」(600円)、コロッケ、ポテトフライ、唐揚げなどのミックス「愉快な先輩盛り合わせ」、「超!気まぐれチャーハン」、「超!わがままパスタ」、チヂミ(共に800円)などを用意。ドリンクは、オリジナルカクテル(700円)、ビール、ワイン、スパーリングワイン、シャンパン、ウイスキー、焼酎、泡盛、ソフトドリンクなどを提供。

 しじみさんは、「所属事務所からの独立や久茂地の店は雇われていたこともあり、心機一転して若狭に新たに店を構えた」とし、「『いちゃりばちょーでー(沖縄のことわざで、一度会えば皆兄弟の意味)』をモットーに、店に来られたお客様同士が仲良くなるような店にしたい」と抱負を語る。「東京からいろいろな芸人や女優さんなどがよく遊びに来るので、運がよければ会えたり、芸がただで見られるかも知れない。生のものまねをぜひ見てもらえたら」とも。

 しじみさんは、1990年「ものまね王座決定戦」でデビュー。1991年、美川憲一さんとコロッケさんの妹分として篠塚満由美さんとユニット「しじみとさざえ」を結成し、同年の第33回日本レコード大賞でデビュー曲「ものまね想い出の九十九里浜」が最優秀新人賞を受賞。ものまねタレントとして脚光を浴び、松居直美さん、松本明子さん、斉藤ルミ子さんとともに「ものまね女四天王」としてブレークした。小泉今日子さん、瀬川瑛子さん、小柳ゆきさん、松任谷由美さん、浜崎あゆみさん、ドリカムなど多彩なレパートリーを持ち、とくに小泉今日子さんのものまねには定評があり、小泉今日子さん自身も公認しているという。2007年11月に沖縄に移住し、翌年3月に久茂地に出店する。

 営業時間は21時~翌5時。日曜・祝日定休。1人1,000円のチャージが別途必要。

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