那覇・泊の閑静な住宅街に3月8日、ヤンバル(沖縄本島北部地域)無農薬野菜にこだわるカフェ「TAMACIDA(タマシダ)」(那覇市泊1、TEL 090-2226-9155)がプレオープンした。グランドオープンは4月を予定。
店舗面積は約17坪。席数は24席。大きな窓が特徴の店内は、ベージュを基調に奥の壁を赤に塗装しアクセントとした。4人掛けのテーブル席のほか、ベンチシート席、7人掛けのテーブル席も設ける。エントランス近くには、旬のヤンバル野菜などの販売コーナーも。
メニューは、ヤンバルの無農薬野菜を中心とした「マクロビオティックほど厳しくなく、肉や魚を一部調味料として使うウチご飯的な料理」とオーナーの住安政子さん。ランチは、日替わりの「おまかせランチ」(1,200円、ドリンク付き)1種を提供する。内容は、野菜たっぷりスープの日替わりストゥー(沖縄方言でシチューの意味)や日替わり野菜料理、小鉢、ごはんなど。ディナーは、2,000円から相談に応じるという。
出店について、住安さんは「ビルのオーナー夫妻に出会ったのがこの店を出すきっかけ。ヤンバルにある夫妻のセカンドハウスへ遊びに行った際にヤンバルの自然や野菜のおいしさに魅せられた。奥さんには1年以上も料理を教えてもらっただけでなく、ビルに空きが出た際に助言をもらったり、内装工事でも大変お世話になった」と振り返る。
「ヤンバルには無農薬生産や循環型農業を実践し頑張っている人たちがいる。こうした人たちを応援、情報を発信できればと思い店内で販売を始めた。彼らが育てた元気でおいしい野菜を皆さんにぜひ味わってほしい。今後、地域の貢献できる店を目指したい」とも。
営業時間は、ランチ=11時~15時、ティータイム=15時~17時、ディナー=19時~21時30分(予約制で4人以上1組のみ受け付ける)。