那覇で内順一さん写真展-淡い色彩で「沖縄のやさしさと温かさ」表現

これまで撮影で100回以上も沖縄に訪れ、その度に暇を見つけては沖縄本島や離島を巡り撮りためた中から約40点を展示する

これまで撮影で100回以上も沖縄に訪れ、その度に暇を見つけては沖縄本島や離島を巡り撮りためた中から約40点を展示する

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 カメラのモリヤマARTギャラリー(那覇市東町、TEL 098-862-1554)で4月19日、写真家・内順一さんの個展「南にむかう 風にのって」が始まった。内さんが沖縄で個展を開くのは初めて。

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 これまで撮影で沖縄に100回以上も訪れているという内さん。訪れる度に暇を見つては沖縄本島や離島などを巡り少しずつ撮りため、撮影期間は10年にもなるという。

 作品は、赤ちゃんからおじいやおばあなど、さまざまな世代の人物を中心に、市場や自然の風景や祭など、2眼レフカメラ・ローライフレックス(一部デジタルカメラで撮影)で収めたもので、コントラストを抑え淡い色調に統一した約40点が並ぶ。「沖縄で感じた人やものに対するやさしさや温かさをどうすれば伝えられるか?」と、プリント紙にもこだわり和紙の風合いを持つ用紙使い内さん自身がプリントした。

 内さんは「オリンパスの協力を得て2月から東京、大阪、京都、最後に沖縄で開くことができた。被写体になってもらった人にも来てくれるよう連絡したが、沖縄の人にどう受け止めてもらえるかちょっと不安。沖縄は青や赤などコントラストが強いというイメージだが、今までとは少し違う淡い色合いの沖縄をのんびり見てほしい」と来場を呼びかける。

 営業時間は10時~19時(最終日は15時まで)。入場無料。今月25日まで。

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