那覇のジャズクラブ、「アフリカンカフェ」へリニューアル

クバ(和名ビロウ)の葉を敷き詰めたつ吊り収納や民具、カラフルに塗装された壁などでアフリカを演出する

クバ(和名ビロウ)の葉を敷き詰めたつ吊り収納や民具、カラフルに塗装された壁などでアフリカを演出する

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 桜坂劇場近くのジャズクラブ「R-green(アール・グリーン)」(那覇市牧志3、TEL 080-32363626)が4月26日、アフリカンカフェ「R-green」へリニューアルオープンする。

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 オーナーの千葉利幸さんは「ジャズクラブは客が固定化し広がらないこともあり、ジャズのルーツに戻るという意味も込めて、思い切ってアフリカンカフェにスタイルを変えた。アフリカ料理を提供する店は過去に2店ほどあったが、現在はないのでは」と話す。今後定期ジャズライブは行わず、パーティーやイベントなどで演奏を披露する。

 リニューアルに伴い入居していたビルの1階から2階へ移転。店舗面積は約20坪。席数は約20席。コの字形の方ウンター席やクバ(和名ビロウ)の葉を敷き詰めたつ吊り収納が特徴の店内は、壁や天井をグリーン、レッド、イエロー、ブルーに塗装したほか、アフリカの民具などで演出する。ピアノやギターなどが置かれライブスペースも確保。内装工事は千葉さんの友人らで手がけたという。

 メニューはアフリカ料理がメーンで、アフリカの炊き込みごはん「ピラウ」、トマトとオニオンのサラダの「カチュンバリ」、サバやアジを煮込み最後にライムのしぼり汁をたっぷり加える「魚のスープ」や「タコのシチュー」など4~5種を提供する。ドリンクはアフリカワインやオリジナルのアフリカカクテルなども用意するという。

 「アフリカ料理はそれほど香辛料も使わず、最後にライムをたっぷりかけるのが特徴で、さわやかな味つけ。シンプルで体にもやさしいと思う。何かとデコラティブな現代だが、生活や考え方もシンプルでナチュラルになってもらえたら」と千葉さん。「24日のプレオープンパーティーには、東京からギタリストの板垣武志さんを迎えてセッションを行うので来てほしい」とも。

 プレオープンパーティーは24日20時~。会費は2,500円。営業時間は11時~14時、19時~翌1時。日曜定休。

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