那覇・栄町市場で「一箱古本市」-市場にちなみ「カラーコンテナ」採用

コンテナには屋号や店名をつけてもらい、陳列した本の傾向を紹介するPR文を添えるなど、出店者が楽しくなるよう工夫する

コンテナには屋号や店名をつけてもらい、陳列した本の傾向を紹介するPR文を添えるなど、出店者が楽しくなるよう工夫する

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 那覇・栄町市場内の「おきなわ時間美術館」(那覇市安里)で5月3日・4日、「一箱古本市 in 栄町・おきなわ時間美術館」が開かれる。主催は古書店「言事堂(ことことどう)」(若狭3、TEL 098-864-0315)で、現在出店者も募集している。

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 使用する「箱」は段ボール箱ではなく、市場にふさわしく農産物や水産物などの収納や運搬に使われる樹脂性のカラーコンテナを採用。コンテナには屋号や店名をつけてもらい、陳列した本の傾向を紹介するPR文を添えるなど、出店者が楽しく「店」を運営できるよう工夫する。出品のみで店番ができない出品者には常駐スタッフが対応する。

 言事堂店主の宮城未来さんは「栄町市場からのオファーもあり企画した。栄町市場を知らない人にも来てほしいと思い出店者は一般に限定した。市場で働く人も出店するので楽しみ」とし、「客と売り子の会話や食材を切る音、調理の音など、栄町市場にはいろいろな音が飛び交っていて、聞いているだけでも楽しい。店番をしながらそんな市場の音を感じてもらえたら。市場の中にはおいしい総菜店がたくさんあるので、食べ歩きも楽しんでほしい」と来場を呼びかける。

 開催時間は10時~18時。出店費は500円。10組限定で、締め切りは今月25日まで。申し込みは同店まで。

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