那覇のカフェが「フレーバー・ソイラテ」-「ありそうでなかった味」と人気に

写真は左からキャラメル・ソイラテのホット、バニラ・ソイラテのアイス(ともにショートサイズ330円、トールサイズ380円)

写真は左からキャラメル・ソイラテのホット、バニラ・ソイラテのアイス(ともにショートサイズ330円、トールサイズ380円)

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 那覇・小禄のコーヒーテークアウト専門店「DESIGN ESPRESSO COFFEE(デザイン・エスプレッソ・コーヒー)」(那覇市小禄2、TEL 080-3999-0145)が4月上旬から期間限定で提供を始めたフレーバー・ソイラテ「バニラ・ソイラテ」「キャラメル・ソイラテ」が人気を集めている。

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 「ソイ」は豆乳のことで、通常エスプレッソコーヒーをミルクで割ったものを「カフェラテ」と呼ぶのに対し、豆乳で割ったものを「ソイラテ」という。同店のレギュラーメニューにヘルシー志向の客のニーズに応えて動物性脂肪分が入っていない無糖タイプの「ソイラテ」を提供しているが、それをアレンジしてバニラやキャラメルのシロップで風味を加えたフレーバー・ソイラテに仕上げた。価格はともにショートサイズ=330円、トールサイズ=380円。ホットとアイスを展開する。

 メニュー開発について、オーナーの上原司さんは「これまで、無糖タイプのソイラテを飲むお客さまは、単純にヘルシー志向で飲んでいるという先入観があったが、あるお客さなが無糖のソイラテにガムシロップを加えて飲んでいたのを不思議に思って尋ねると、加糖することでさらにまろやかでおいしくなるという答えが返ってきた。その瞬間に先入観は払しょくされ、豆乳のおいしい飲み方の入口として人気のフレーバーを加えた加糖タイプを取り入れてみようと考えた」と振り返る。「他店でもソイラテを注文するというお客さまから、ありそうでなかったソイラテで面白いという声もいただいたので、沖縄初だと思う」とも。

 使用している豆乳について、「豆乳を探すのに数種類の豆乳を飲み比べて試行錯誤し、豆乳の風味が比較的軽い調整豆乳にたどり着いた」と話す。上原さんは「もともと豆乳が苦手。そんな自分でもおいしいと感じるものをお出ししているので、コーヒーや豆乳が苦手な人にもおすすめしたい。もちろん豆乳好きも納得の味」と自信をみせる。

 フレーバー・ソイラテの販売は5月末まで。今後2カ月ごとに季節に合った期間限定メニューを開発する予定で、フレーバー・ソイラテはその第1弾。「要望が多ければ再登場も検討したい」(上原さん)とも。

 同店は20坪ほどのテークアウト専門店だが、カウンター席(3席)と大きなテーブル席といす(8席)も設ける。片道10分圏内であれば宅配も可(宅配料100円)。2001年に移動式カフェとしてスタートした同店は、2009年11月に現在の形態でオープンした。

 営業時間は10時~22時(宅配は11時~17時)。日曜定休。

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