那覇・壺屋の浮島通り沿いのインテリアとスーベニア・ショップ「GARB DOMINGO（ガーブ・ドミンゴ）」（那覇市壺屋1、TEL 098-988-0244）2階ギャラリーで5月15日、木工・漆工芸家の伊集守輝さんの個展「Exhibition parallel伊集守輝」が始まった。沖縄では2年ぶりの開催だという。

　線や面が「パラレル（平行、並列）」に並ぶカタチをコンセプトに、わん、はし、杯などのほか、木目や節目などを生かした皿や小鉢、大皿などの漆食器をはじめ、小さな木材を多数組み合わせた大型ランプやいす、風鈴、壁掛けのオブジェなどの木工作品など、生活空間を彩る作品約50点が並ぶ。

　木の加工から漆の仕上げまで一人で手がける伊集さんは「最低限の機能は残しているが、今回はあえて生活用品とかオブジェとかあまり意識しないで製作するよう心掛けた。見る人、使う人によって自由に感じてほしい。線や面の形を楽しんでもらえたら」と話す。

　営業時間は9時30分～19時（最終日は18時まで）。入場無料。今月23日まで。会期中は無休。