那覇で現代アート展-ユーモアやウイットに富んだ作品103点展示

絵画、版画、石造形、金属造形、彫刻、イラストレーション、タイポグラフィアート、トリックアート、陶芸、現代美術など、さまざまなジャンルの作品103点が並ぶ

絵画、版画、石造形、金属造形、彫刻、イラストレーション、タイポグラフィアート、トリックアート、陶芸、現代美術など、さまざまなジャンルの作品103点が並ぶ

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 那覇市民ギャラリー(那覇市久茂地1、TEL 098-867-7663)で9月7日、アーティスト集団によるアート展「ボレアス那覇展」が始まった。開催20回目で、沖縄での開催は初めて。「ボレアス」はギリシア神話の北風の神を意味する。

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 主催はボレアスジャパンで、1992年に北海道札幌市で発足。現在の会員は17人。「アートは楽しい現代美術の遊園地」をテーマに、全国に散らばる会員が制作したユーモアやウイットに富んだ作品やトリックアートなどを集め、毎年1回展覧会を開催。これまで札幌をはじめ全国16都市で開催してきた。

 会場には、絵画、版画、石造形、金属造形、彫刻、イラストレーション、タイポグラフィアート、トリックアート、陶芸、現代美術など、さまざまなジャンルの作品103点が並ぶ。会員のほか県内から本庄陽音さん(空想箱絵)、キムラロメオさん(トリックアーティスト)、ウチマヤスヒコさん(廃品回生業者)がゲスト出品したほか、20回を記念してM.C.エッシャー、サルバドール・ダリ、福田繁雄さん、U.G.サトーさんの作品も展示する。

  同クラブ代表でアーティストのM.ババッチさんは「笑いを含んでいたり、ひねりが利いていたり、おやっと思わせたりというようなレベルの高い作品が集まった。これほどバラエティーに豊かな作品が並ぶ展覧会は珍しい」とし、「北海道から始まったアート展だが、20回目は沖縄で開催しようと決めていた。お子さんから年配の方で楽しめると思う。自由に作品を見て、対話して、楽しんでもらえたら」と来場を呼びかける。

 開催時間は10時~19時(最終日は17時まで)。入場無料。今月12日まで。

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