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那覇で「パッケージデザイン展」-企業とデザイナー15組がタッグ組み新提案

県内企業とデザイナーがタッグを組み、商品パッケージの展開をはじめ、企業自体のイメージアップやブランディングまで踏み込みデザインを提案

県内企業とデザイナーがタッグを組み、商品パッケージの展開をはじめ、企業自体のイメージアップやブランディングまで踏み込みデザインを提案

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 沖縄県立博物館・美術館(那覇市おもろまち3、TEL 098-941-8200)県民ギャラリーで11月2日、パッケージデザイン展「KAMI*GAKARI 2010」が始まった。開催は2回目。

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 紙による表現方法やパッケージデザインなど、県内で活躍するクリエーターによるバラエティーあふれる作品群を展示し、来場者と一緒に楽しめる場を提供することを目的に開催する同展。今回は新たな取り組みとして、県内企業とデザイナーがタッグを組み、商品パッケージの展開をはじめ、企業自体のイメージアップやブランディングまで踏み込みデザインを提案する。

 協賛企業は伝統菓子店をはじめ、泡盛醸造所、琉球料理店、ブライダルリング専門店、養豚事業や食肉加工販売、司法書士事務所、紙加工品製造業など15社。各デザイナーが企業イメージや商品を新しい視点からとらえ直し、パッケージデザインやブランディングを展開。

 期間中、クリエーターpokke104さんの「親子で楽しめるワークショップ」や、竹尾ペーパーショーで展示された作品の展示や映像上映、商品を自由に想定し梱包箱・梱包紙・紙バックの3点セットを提案する「学生アイデアコンペ」なども開催する。

 同展を企画・運営したデザイン会社「Cloud City」(西原町)社長でアートディレクターのシモジマサキさんは「県内で活躍するデザイナーたちの県内企業に対するプレゼンテーションともいえるもの。県内企業との出会いの場としての役割も兼ねた」とし、「協賛いただいた企業からデザイン提案を取り入れたいという声もいただいている。紙をベースにしたさまざまなデザインを楽しんでもらえたら」と話す。

 開催時間は9時~18時(金曜・土曜は20時まで)。入場無料。今月7日まで。ワークショップは7日10時~・14時~。学生アイデアコンペは5日・6日に開催。共に県内アトリエ・子どもアトリエで開く。

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