日本人起業家のネットワークを通してアジアでのビジネス交流の拡大を目指す「和僑会」は11月25日・26日、ザ・ナハテラス（那覇市おもろまち2）を主会場に「和僑アジア大会2010 in OKINAWA」を開催する。沖縄での開催は初めてで、今回で2回目。

　「琉球から日本を変える～今、再び大交易時代へ～」をテーマに、展示会、講演、セミナー、交流会を開く。内容は、和僑会員や関係団体60団体以上がブースを出展し商品を展示販売する「国際ビジネス展示会」のほか、県内や香港などで活躍する起業家の講演会やセミナー、名刺交換会などを行う大交流会などを実施。海外や県内外から約600人の参加を見込む。

　昨年3月に設立した沖縄和僑会の金城和光代表幹事は「琉球から日本を変える。『基地があるから予算をください』の時代は終わった。今こそ、沖縄が日本へ恩返しをする時。日本を変えることとは、沖縄の意識を変えることから。早く自立に向けて歩みましょう」と、開催に向けて熱く語る。

　和僑会は2004年に香港で発足。現在、北京や上海、香港などの中国、タイ、シンガポール、台湾など5カ国16地域に支部があり、ＩＴ関連、金融、小売業、製造業、ホテル、税理士、公認会計士、アパレルなど多種多様な会員2,000人が登録。沖縄和僑会には35社の企業関係者が登録している。

　開催時間は、国際ビジネス展示会＝25日13時～17時・26日9時～13時）、入場無料。。セミナー＝26日9時～13時、参加費3,000円。大交流会＝26日18時～21時30分、同7,000円。問い合わせは沖縄和僑会（TEL 098-869-8705）まで。