ゆいレール首里駅前に12月18日、ハワイの揚げパン菓子・マラサダドーナツ店「マラサダドーナツのお店」を併設した「えびすカレー首里駅前店」(那覇市首里汀良町3、TEL 098-885-7575)がオープンした。共に関西を中心にFC展開している企業で、沖縄への出店は初めて。
店舗面積は約10坪。席数は10席。エントランス右にマラサダドーナツの販売カウンター、その奥に厨房、店内にはテーブル席のイートインスペースを設ける。
カレーは、「名物ビーフカレー」(400円~)、ポークカツの「勝つカレー」(680円~)、「季節の野菜カレー」(600円~)を用意。ご飯の量は「えサイズ」、「びサイズ」(2倍)、「すサイズ」(3倍)から選べる。チーズ(100円)、野菜(200円)、カツ(280円)のトッピングのほか、辛口や激辛にも無料対応する。
マラサダドーナツは、ハワイの定番スイーツと知られる揚げパン菓子で、「表面はモチモチ、中はフワフワ」の食感が特徴。プレーンのほか、シナモン(以上150円)、チョコ、チョコレート(以上180円)、カスタード(190円)、「お好み5個入り」(850円)も用意。全品テークアウトに対応(カレーのテークアウトは「びサイズ」のご飯量)。
オーナーの巽浩一さんは「以前大手のフランチャイジーだったが、FC店側に裁量権がなく商売人として腕の発揮どころがないと感じていた。商売の腕を確かめたいと思い、えびすカレーの味にほれ込みFC店の出店を決めた」とし、「えびすカレーとマラサダドーナツの社長が知り合いだったこともあり、マラサダドーナツを紹介してもらった。同じ店で全く違うFC店を展開するもの面白いと思い出店にこぎ着けた」と振り返る。
「えびすカレーとマラサダドーナツが一緒になった店は日本で恐らく初めて。カレーの後に、マラサダドーナツを食べてもらったり、その逆もを楽しんだりと、おかげさまでオープン以来目標を上回っている。2号店の出店も考えている。一度試してもらえたら」とも。
営業時間は10時30分~21時。年末年始は元旦のみ休業し2日から通常営業する。