恩納村の人気パン店が那覇に初出店-イートインスペースも

店舗中央に調理台を設けられ、買い物中にパン作りを見学できる(写真=店内)

店舗中央に調理台を設けられ、買い物中にパン作りを見学できる(写真=店内)

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 パン店「パリのパン屋さんボンジュール」の那覇店(那覇市銘苅3、TEL 098-863-4002)が3月31日、那覇・銘苅の住宅街にオープンした。同店は恩納村「おんなの駅なかゆくい市場」にある人気店で、同店が支店を出すのは初めて。

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 那覇店の店舗面積は約16坪。濃茶と白を基調にした店内にはジャズが流れ、壁にはフランス語で書かれたパンの名称やイラストが描かれている。店内中央には大きな調理台があり、オープンキッチン風の空間が特徴。また、イートインスペースも設けた。

 大阪出身の山本陽一店長は、25歳で脱サラしパン職人へ転身。パン店で約3年間の修行の後、調理師専門学校で講師も務めた。山本さんは沖縄でパン店を開きたいと、知人を介して恩納店の仲西智秀店長に相談したところ、「店名を使っていい。那覇でやってみたら」の言葉で開業を決意したという。

 那覇店ではハード系のパンやデニッシュ、タルト、ケーキなど約40種(100円~)を提供。恩納店で人気のメニューも約20種をそろえている。「しっとり」と「あっさり」の食感が選べる食パン(1斤=200円)、黒糖ラスク(小=100円)、ライ麦を使ったいちじくとクルミのバトン(180円)、ガトーショコラ(1カット=150円)が人気だという。イートインスペースではコーヒー、オレンジジュース(ともに280円)などのドリンクも提供する。

「本店の味を大切にしながらオリジナルのパン作りにも力を入れていきたい。イートインスペースでゆっくりパンを楽しんでもらえたら」(山本店長さん)と話している。

営業時間は10時~19時。不定休。

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